星見る囚人

楽しい世界にむけ脱獄進行中

考え方に大きく影響をもたらした5つの映画

物語は世界の見え方や自分の認識、考え方を揺さぶってくれますよね。とりわけ、映画は特にインパクトが強いと思います。

今回は、私の考えに大きく影響をもたらしてくれた映画を5つご紹介します。気になるものがあればぜひ観てみてください!

 

 

資本(時間)主義を描いたSF『TIME』

あらすじ

お金の代わりに「時間」が通貨として使われるようになった世界。超格差社会で、貧困層は文字通り「その日暮らし」の時間だけしか、持てないほどだった。

1日分の時間だけを稼いでなんとか暮らしていた主人公は、ひょんなことから億単位の時間を手に入れてしまう。それをきっかけに、超格差社会を変えようと、富裕層から時間を盗んで貧困層に時間を配ることを決意する。

 

何気なく使ってきた「時間」がこの世で1番価値のあるものだと思えるようになった映画です。

『TIME』は、資本主義社会によって生じる超格差への風刺映画なんですが、「時間の価値」をわかりやすく見せてくれます。

 

時間は大切だ、なんてよく聞く言葉ですが、20代の私たちはその本当の意味を実感できていません。わかったふりをしちゃってます。

「時間がこの世で一番大切」ってことを心で理解させてくれる、それが『TIME』です。

 

一番おすすめの映画やし、20代のみんなは絶対観て!絶対やで!(フリじゃあないわよ)

 

豊かさとはなにか『最高の人生の見つけ方』

余命宣告を受けたふたりの男。同じ病室だったことをきっかけに、「今までやりたかったこと、やり残してきたことを全部やろう!」と、一緒に旅に出る。

マイベスト俳優であるモーガン・フリーマン主演ってだけで、もう泣かせに来てるとしか思えへん。

ジジイがはしゃいでる姿に弱いのよ、私。

 

世界中旅行したり、スカイダイビングしたり、憧れのスポーツカーでレースしたり…

思いっきり楽しんでる姿を見てると、こっちまで楽しくなってきちゃう!

そんなコメディ調の合間に、「豊かさ」を問うてきます

 

何をもって「豊かな人生」とするのか。

 

20代には、正直まだピンとこない話ではあります。でも、人生の大先輩が辿り着いた答えを知ることで、自分の人生をどう使うかを考えるきっかけになるはず。

 

豊かさと愛について、新しい人生観をくれた映画でした。

 

(2019.11.8追記)
天海祐希さんと吉永小百合さんで邦画としてリメイクもされたようですね。内容はそのままのようです。
ほんならリメイクの意味なくね、と思ったり…

 

仕事と人生『マイインターン』

シニア・インターンで採用された70歳ベンは 、短期間でアパレル会社を急成長させた女社長のジュールズのもとで働くことになった。紳士な性格で誠実なベンは、徐々に周りから頼られるほどになっていく。
その頃、社長のジュールズは仕事で大きな決断を迫られ、プライベートでは夫の浮気・ママ友との軋轢などに直面し、かなり精神的に参ってしまう。
そんななか、あたたかく励ましてくれるベンのおかげで、ジュールズは課題と向き合う気力を取り戻していく。

 

『プラダを着た悪魔』と迷ったんですけど、『マイ・インターン』こそ20代で観るべきやと思うのでこちらにしました。

 

仕事、恋愛、友人、結婚、人生…いろんな場面において悩みの尽きない20代、30代。

そんな悩みを乗り越えていくヒントを、ベンとジュールズの姿に見つけられる映画です。

 

とにかくアン・ハサウェイがかわいい。かわいい(大事なことなので)

 

でもちょっと、オチは意外だったな。「え、あ、そっち行くの」みたいな。

『プラダを着た悪魔』のオチもこの路線で、それはちょっとだけモヤってます。

 

自由を掴むパワー『ショーシャンクの空に』

 

言わずと知れた名作ですね。

当ブログの「現状からの脱獄」というコンセプトにもばっちり合う、自由を得るための行動力をくれる映画です。

今より良い状態で生きていきたいなら、自分が行動するしかない。まさに、「立ち直るには、覚悟が必要ー「覚悟」とは進むべき道を切り開くことッ! 」で書いた通りですね。

 

20代は自分の世界が広がって、考え方も変化する時期です。また、素晴らしい人たちに出会うチャンスにも恵まれています。それゆえに、すごい人たちと自分を比べて悩んで、「いや〜、自分は底辺なんで…」とか言って萎縮しちゃうことも。

 

上を見るときりがないほどすごい方々ばかりで、自分はどうすればいいのかわからなくて、うじうじしちゃうこともありますよね。

でも、そのままじゃあ理想の状態にはいつまで経っても届かない。そして、行動しなきゃ!ってこともあなた自身が一番わかってますよね。

 

より良い状態で生きていくために行動を起こす。

『ショーシャンクの空に』は行動へのきっかけになってくれる映画です。

 ちなみに、『ショーシャンクの空に』に感銘を受けすぎて、感動するたびにこの表紙のポーズをするのがマイブームでした。真似しちゃあダメだぜ!笑

 

『ショーシャンクの空に』は、Netflix(ネットフリックス) Hulu(フールー)で観ることもできます。映画を観るには、どちらを使う場合でも登録が必要です。

 

人生に意味を見出していく『レ・ミゼラブル』

主人公ジャン・ヴァルジャンは19年の服役後、やっと期限付きで仮釈放される。しかし、牢には戻らず逃亡生活を送ることにしたジャンは、ある教会で銀の燭台を盗んでしまう。捕らえられたジャンに、司教は責めるどころか、さらに他の燭台も差し出した。その司教の行いに心打たれたジャンは、以後ジャヴェール警部に追われつつも産業を興し市長になるほど、正直に誠実に生きていた。
その街の工場で働いていたファンティーヌは、隠し子コゼットの存在がバレたことでクビになってしまう。生活苦で病に倒れたファンティーヌは、ジャンに最後の願いとしてコゼットを託して亡くなってしまう。ジャンに大切に守られ、成長したコゼットは革命家マリユスとお互いに一目惚れするも、七月革命に巻き込まれていく。

 

世界中にファンがいる名作ですね。「民衆の歌」が流れるたびに、泣きながら歌うくらいには私もファンです笑

 

長い話ではありますけど、何人もの人生が重なり合っている物語なのでかなり見応えがあります。ミュージカルに抵抗がないなら、『レ・ミゼラブル』の描く無情と人間の美しさをぜひ体感してほしいです。

それほどすごい映画ですよ、これは。いやまじやから!うさんくさい言い方しか出来ひんのがめっちゃ悔しい…。

 

『レ・ミゼラブル』は、世の無情と無償の愛の実践というちょっとスケールの大きすぎる話ではあるんですが、素晴らしい音楽とともにしっかりとまとまっていて見やすいと思います。

過酷な世界に産まれたこと、それ自体に意味なんてない。けれど、自分がどう生きるか、何のために生きるか…人生に意味を見出していくことが人間の素晴らしいところなのかもしれない、と思わせてくれる映画でした。

 

『レ・ミゼラブル』はU-NEXTdTVチャンネル で観ることができます。どちらを利用する場合でも登録が必要ですので、ご確認の上ご利用くださいね。

 

映画ってほんとにいいものですよね

私にとって大きく影響をもたらしてくれた5つの映画をご紹介しました。

どれかひとつでも、あなたの琴線にふれて良い影響になりますように。

 

「DVD買うほどじゃあないんだよなあ」

って思うなら、レンタルでもいいので絶対観てほしい映画ばかりですよ!

というか、今回紹介した映画がなかなか映像配信アプリのラインナップになかったので、レンタルしたほうがはやいですね。TSUTAYA TVなら、登録から30日間は無料で映画見放題でお得です。

 

いやあ、映画って

ほんといいものですね!

 

to be continued➸