※2019.05.13に加筆修正しました
「なんで私たち付き合ってるんだろう…」
「こんな関係ちゃんと付き合ってるって言えるの？」
そんなふうに悩み続けるのはしんどいですよね。
私もそうでした。
テキトーな恋愛ばかりして、いつも悩んで、我慢して、泣いて泣いて…。
クズでどうしようもない恋愛ばかりして、ボロボロになって、それでやっとある考えに至りました。
わかってもらえないかもしれない。
それでも、何か少しでも、あなたの心が楽になれば…そう祈ってお話しします。
「付き合う」にこだわる必要ある？
何をすれば、どんな状況・関係になれば「付き合う」と言えるのか、さっぱりわかりませんよね。
でも、「そんなに付き合ってるって状態にこだわる必要なんてあるのかな」と私は思うんです。
たとえば、あなたに推しの俳優さんとか歌手とかがいるとするじゃあないですか。
そのひとはあなたに直接「好きだよ」とは言ってくれませんよね。
それでも、あなたはその推しのこと、好きですよね？
「私が好きで推してんだからいいのよ」って思いません？
ひとを愛するって、本来は「あなた自身がなんの意識をすることもなくそのひとを愛せるかどうか」ってだけだと、私は思います。
相手がこちらを愛してくれてるとかは、二の次なんです。
(とは言え、もちろん相手の迷惑になるようなことはダメですよ。まあ、本当にそのひとのことを愛していれば、そんな行動には出ないでしょうが)
手を繋いだら？
ふたりきりで出かけたら?
キスをしたら?
夜を共にしたら?
そんなものは、ただの「起こったこと」「事実」でしかありません。
ふたりの関係性を証明するものでもないし、あなたが愛されている保証でもない。
「私たち、ほんとに付き合ってるの…？」とか不安になるのは、相手じゃあなくあなた自身を見ているからです。
この言葉を言うとき、あなたの心は本当はこう思っていませんか？
「私、本当に愛されてる？もっと愛して、私を安心させてよ！」
疑心暗鬼な自分の不安を相手に解消してもらおうとしてると、ますます不安になっていきます。
もし相手が「ちゃんと付き合ってるよ」「愛してるよ」って言ってくれたとしても、あなたは決して安心できないでしょう。
どこまでも相手を疑って、「私を愛して、いつでも完璧に安心させてくれるあのひと」という幻想を追い求めて…
「付き合ってるかどうか」という型におさまることで安心したふりをするより、「あのひとを見返りなく愛せていること」を何より大事にするほうが、よほど安心できますよ。
セフレや浮気を公認するのか？
「そんなこと言ったら、相手が浮気しまくるに決まってんじゃん！」
と今思いましたよね？
それも当然のこと。おかしいのは私です…。
おかしいついでに言うんですけど、浮気やセフレは別に構わないと私は思ってます。(あくまでも個人の考えです！)
浮気の定義とかを考えるとまたややこしいんですが、とりあえずここでは「浮気＝交際相手以外と肉体関係を結ぶこと」としておきましょう。
なぜ構わないと考えているかと言うと、「どれだけ縛っても、ひとは誰かのものにはならない」と考えているからなんです。
法律で罰せられると知っていても不倫が減らないことからも、それは明らかだと思います。
どれだけ約束をして愛を誓い合っても、離れてしまったり、不安に陥ったりすることもあるわけですよ。まあ、だからこそ「付き合ってる」とか「結婚してる」とかの形にしておきたいのかもしれませんが。
それでも、あのひとは決して「あなたのもの」にはならないんです。
あのひとは「あのひと自身」として存在していて、あなたはそんなあのひとだから好きになったんですよね。
もし、あのひとが別のひとともデートしたり体の関係を持ってると知ったりしたとき、あなたのあのひとに対する「好き」という気持ちは消えてなくなるでしょうか？
「そんなの一瞬で冷めるわ」
というなら、何も心配ありません。あなたは強く、正しいひとです。
けれど、「それでも…でも…」とモヤモヤするあなたにこそ、考えてみてほしい。
あなたがあのひとを好きなんだから、それでいいんじゃあないの？…と。
思いを伝える伝えないは状況によってあなたが自分で決めなくっちゃあいけませんが、「私たち付き合ってるんだよね？！」と問いただすよりも、ただただ愛して接していくほうが、あのひととの関係は良好になっていく可能性が高いです。
最低な恋愛遍歴…だからこそ得たもの
なーんて「付き合うって何」「付き合うとは」と語ってきましたけど、私なんてロクな恋愛してませんからね。
そもそも恋愛と呼ぶには失礼な付き合い方だって何度もあったんです。
浮気や二股をはじめ、いろいろやらかしてしまいました…。School Daysの誠を笑えないくらいです。
ほんと刺されても文句は言えません。
(実はそれくらいの修羅場もあったんですが、それはまた違う機会に書きますね)
ほんと最低なクズなんですが、なんでそんなクズな恋愛ばかりしていたか振り返ってみると、いろいろなことを男性に求め過ぎてたんだろうなと思うんです。
寂しさをうめてほしい、とか
女として愛して欲しい、とか
嫌なこと全部忘れさせてほしい、とか
ひたすら甘やかしてほしい、とか
優越感を味あわせてほしい、とか…
当然、それを全部満たしてくれる人なんていません。他人に求めるのはもとから無理なことだってあります。
でも、愚かな私はそれを他人に求め、何人かと同時に付き合うことでこういう気持ちを満たしている気になっていたんです。
私のことなんて気にも留めてない方もいると思いますけど、当時振り回して嫌な思いをさせてしまった皆さまには今本当に申し訳なく思っています。
でも当時の私は、自分が満たされることばかり考えてしまっていました。
それは自分らしく、自由に生きるのとは違う。
自由の意味を履き違えていたんです。
大事な人を大事にできなくっちゃあ、自分らしい自由な人生なんて手に入るわけない、と今ならわかります。
「ファン」でいるくらいがちょうどいいのかも
「付き合ってる」とか「彼氏・彼女」みたいに、形にはめて考えるとどうしても相手にも「こちらを愛してほしい」って欲が出てきちゃいます。
かと言って、完全にセフレってのも…ですよね(_;
不安になるくらいなら、「あのひとのファン」くらいの気持ちで接していくのが一番楽だと思います。
特に見返りは求めてないけど、何かしてくれるとしたらめっちゃ嬉しくなれそうじゃあないですか？
うーん…正直、共感してもらえたかどうかわかりませんが、あなたの不安な気持ちが少しでも和らいでいたら幸いです。
今回はこのへんで。
素敵な恋愛しましょ！
to be continued➸
【結婚なんてどうでもいい、と思ってたけどいろいろあって結婚しました】
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